招集と召集のちがいについて

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　ちょっと気になった言葉についても、メモしておこうと思います。

少し前に、職場で使おうとして、どっちがどうだか考えた言葉。

「招集」と「召集」ってちがいがはっきりわからなかったので、
調べてみることにしました。



どちらも「集まって下さい」という意味では、同じなのですが、

「召集」の「召」の字は、「召（め）される」
＝「集める」とか「招く」の尊敬語で使われる字。



なので、同じ「集まって下さい」という意味でも
普段使われる場合には「招集」といい、

特にお偉い人が「集まりなさい！」と命令される場合、
「召集」といいます。


たとえば、「国会の召集」というのがこれにあたります。

これは、天皇陛下が
「これから国会を開くから、国会議員のみなさん、集まりなさい」
というように命令されるものなので、「召集」という言葉を使います。


これに対して、地方議会は首長も議員も住民の選挙で選ばれて、
どちらが上位かは問わないので、同格の招集でOK。

町内会などの集まりなどで
「３月５日に会合を開きますので、皆様お集まり下さい」

という場合には、特に偉い人がみんなに命令しているわけじゃないので
「招集」という言葉を使います。

自衛隊や警察・消防は召集の感じがしますが、現在の使い方では招集
が正解。
株主総会をはじめ、県議会も市議会もすべて招集です。


一度では覚えきれないけれど、
すこしづつ慣れていこう。

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タグ：招集 召集 言葉 意味